生命保険の加入するタイミングで会社によって資金面で大きく変わる可能性があるので、経営者の方はちょっと注意して下さい。
生命保険の契約形態で支払いに関しては、月払、半年払、年払、とあります。続いて契約日というのは保険会社が定める契約日のことで、種類により契約日が前後することがあります。ここでは詳細はおいておきます。
特に中小企業では決算月を変える会社もあるかと思いますが、これは企業がコントロールできるので、戦略が立てれます。
生命保険で福利厚生プランなど半分損金で加入した、もしくは4割、6割損金になるから加入した、しかも年払で加入した。これは注意が必要かもしれません。
特に年払の場合、仮に決算月が3月で、生命保険の契約日が3月であれば、3月の月末に保険料が引き去りされます。もし会社の業績が順調ならば、そのままでいいかと思います。
次にその逆で業績が思わしくない場合は、その月(ここでは3月)に引き去りを止めることもできます。そうすることで、翌月に引き去りされ、そのお金は翌期に計上されます。生命保険の支払いをコントロールすることで決算月の数字も変わってきます。ちょっとしたことで銀行の評価も変わってくるかもしれません。
生命保険には猶予期間というのがありますので、それを知らないより知っておいてほしいものです。
ただし、この契約日が決算月以外の年払契約は注意が必要です。生命保険の支払の方法を年払から月払とかに変更はできても、契約日は変えることができません。ここはコントロールができないので、入口の段階で注意が必要です。
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