保証付融資、勘違いしてませんか？

多くの経営者が、この信用保証協会の保障付融資を受けています。そうでない経営者はプロパー融資を受けていると思います。ぜひ
プロパー融資を受けれるようにしていってほしいものです。

信用保証協会の保障付融資を勘違いしている経営者にときどきお会いします。少しおさらいです、制度利用にあたって、信用保証協会に対して、信用保証料を支払います。

この信用保証料を勘違いしているんですね。「こちらに何かあったときには保証してくれる」・・・そんなことはありません。何らかの事情で返済ができなくなった場合、信用保証協会が借入金を金融機関へ弁済します。

これを代位弁済＝信用保証協会による「立て替え払い」・・・債務はなくなりません。

法人で返済ができなければ、連帯保証人が返済することになります。

代位弁済を使わざる得ないときに注意しておきたいことがあります。ほんとにあった事例なのですが、事業の融資を受けているメイン銀行で多くの方がよくあるのが、住宅ローンもそこにまとめてしまうこと。

その経営者の方は事業が苦しくなり代位弁済を使いました。なんと住宅を買った会社から、「競売にかける」との通知があったんです。大きな落とし穴があったんです。

事業の借入と住宅の借入は別物と考えてましたが、全てつながってしまってたんです。事業を継続させるためにも、家族を守るためにも、きちんとしたアドバイスできるプロが必要なのでないでしょうか？