保険屋が社長に言わない間違いだらけの保険提案~その④保険金使えないかも~

事業保障の保険の話の続きになります。せっかく入った保険がその機能を果たさなければ意味ないですからね。ここでは二つのパターンで話していきます。細かいことには触れないのでシンプルにいきます。多くの保険屋さんがきちんとフォローできていないのでお伝えしたいと思います。

社長さんが亡くなった場合、法人契約の保険は受取が法人ですので、法人に死亡保険金が入ります。銀行借り入れなどがあれば、その分は持っていかれますよね。残ったお金は役員の家族に弔慰金、死亡退職金とかという形で支払うことができます。ここで前回に話した内規の必要性が出てきます。まぁここでは死亡保険金で負の財産の清算ができてるので、家族には大きなダメージはないですね。

今度は逆パターンで考えた場合です。法人に死亡保険金が入り、銀行借り入れがそれ以上だった場合、このパターンは結構出会います。さて、家族が残った負の財産を払える余力があるなら話はここで終了です…。そんなことしたら家族に恨まれますよね!?

そんなリスク請負業の社長さんの家族を路頭に迷わさないようにするために、緊急時に非常ボタンを押せるようにすることが大切です。

ここではざっくりですが、会社の内規をきちんとするなど、最悪の場合、相続放棄は権利として使える状態にするなど、そう言った知識があれば家族は路頭に迷わすことはないと思いますし、社会問題にもなってる自殺とか減少するはずです。

誰もそんな大切なことは教えてくれませんよね。

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