社長!決算書のこの数字、えらいことになりますよ。

中小企業の多くが同族でされていると思います。特に歴史が古い会社なんかは、身内が多いケースもよく見受けられます。たまに兄弟どうしが不仲なんて話も聞くと少し胸が痛くなりますね~、まぁいろんな大人の事情があるのでしょう!?

私がお会いしてきた、私の親世代の経営者の方って業歴がもう何十年もあるわけですよ。いい時もあれば、大変な時もあったと聞きます、ただ何十年も会社をピンチから守ってきたので、堅実で真面目な方が多いんですね。ほんと人として尊敬する部分がいっぱいあります。こう言った方って責任感が強い分、会社がピンチの時は自分で解決する人が多いんですね。

歴史が長い会社ほど、よくあるのが役員借入金、要は経営者が自分の自己資金を会社に入れること。自分の会社を守ることなので決して悪く言うつもりはないですので。ただこの役員借入に対しての対策が何もされていないケースが多いのも事実だと思います。

まぁ経営者からすれば会社が元気になった時に、どうにかすればいいやろうって感じでしょうか!?

この役員借入金で相続税が余裕でかかるケースも見てきました。この決算書の数字は経営者の遺族が受け取れる権利があるんですね。ここで同族会社でも、事業に関与してない人も出てくるケースなんかけっこうあると思います。こうなってくるとややこしくなってきます。

せっかく歴史ある会社がもめるようなことにならないように、きちんとした対策が必要になりますね。

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