前回お話した、その①の続きに近いような話になってくると思います。以前、私が面談したお客さんで、保険屋さんが節税なるからと言われて入ったんや!と言う方がいました。あっ、ちなみに今は節税になると言い方、表現などは禁止されてますので。
で、私もその方がおっしゃることは間違いではないので、もう少し踏み込んで質問をしていきました。「よかったですね、どれくらい税金が安くなったのですか?」、答えは「ん・・・わからんわ!?」。もうなんていい人なんでしょうか!まさに保険屋さんの言いなりですよね!?
ざっくり保険料はどれくらいかを聞くと、年間約100万円でした。その会社の去年の利益500万くらいでしたので全額経費になる保険でしたら、細かい計算はなしでざっくりと100万×25%=25万、これを月の12ヶ月で割ると月に約2万の税効果!?実際は2分の1損金でしたので100万÷2×25%=12.5万、月に約1万の税効果!?
このことをお客さんに伝えると「あれっ、もっと得するって言うてたけど」、それで私はお客さんに保険会社の設計書は最高税率で計算してる場合が多いことを説明しました。今は禁止になりましたが、実質返戻率など記載されてましたね。
お客さんの目的が節税で得したいと言うので、解約時にかかってくる税金の話は聞いてないとのことでしたので、それをお話したら「結局得してないやん」とのことになりました。
お客さんが早めに気づけて傷口が浅い時でよかったかもですね~。
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