審査と診査の違いは!?

生命保険に詳しくない経営者の方は、読んでおいてください。特に借入があり保証人になっている経営者は、取り返しのつかないようにしてほしいものです。

私自身も何度か生命保険加入をお断りしたケースがあります。意外と皆さん安易に考えられていますが、支払いが重要になる金額や種類などで加入できる条件は変わってきます。詳細はおいておきますが。

特に経営者に関しては、背負うものが大きいので注意してほしいものです。同じ金融商品でも銀行の融資は「審査」であり、生命保険は体の「診査」になります。

同じ「しんさ」という呼び方でも意味合いが大きく違ってきます。

銀行の審査は極論ですが、債務超過の会社でも業績が回復すれば、融資の審査は通ります。ただし、生命保険の診査は対象になる人の体の診査になります。中小企業の場合は代表である経営者がメインです。

今まで加入と解約を繰り返してきたという方は、特に注意が必要です。意外と安易に考えられてる方をたくさん見てきました。

目先の経営が大事なのは、その人ではないとわかりませんが、おそらく加入の仕方に問題があるのではないでしょうか?

多くの生命保険募集人が、節税や税金の繰り延べなどで販売してきたのも大きな問題やと思います。

連帯保証人が外れていない会社は特に注意してほしいものです。もしもの時の保険が役に立たなければ、何の意味もないですからね。

個人名義で加入している経営者は、契約形態を変えるだけでも違いがあります。