節税に興味ある社長は必見!?

全額損金化して会社に残す方法があります・・・、経営セーフティ共済(中小企業倒産防止共済制度)です。取引先の倒産に備えながら含み資産を作る、通称「中小機構」が運営している制度です。

メリットとして
①掛金は全額経費
②40か月の加入で解約手当金の返戻率は100%
③一時貸付金がある
④取引先が倒産・・・、無担保・無保証人で、掛金の10倍まで借入可能 ※一定条件あり

まだ、この制度を使っていない経営者はぜひ使ってほしいものです。

現在は低金利で運用で増えない時代に、含み資産を100%作ってくれる方法は経営セーフティ共済しかありません。共済掛金は経費で落としているので帳簿には載りませんが、解約すると現金が収入として戻ってきます。利益を繰り延べしたことになります。

また経営セーフティ共済は、銀行・証券より優位性があります。銀行・証券は経費算入できないからです。これからは単純返戻率、以前の税金効果を考えた実質返戻率という時代から、単純に「どれだけ経費で落ちるのか」「どれだけ戻ってくるのか」が重要な時代になるのではないでしょうか。

使い方の一例として、将来の設備投資として、機械設備に3000万円貯めたいとすると、普通に銀行で貯めるのではなく、経営セーフティ共済の上限は800万円までを活用して、残り2200万円をどのように貯めていくか考えればよいのです。

経営セーフティ共済は、いったん解約してもすぐにスタートすることができます。