成功の秘訣とは!!

稲盛和夫氏の経営哲学が素晴らしいので、紹介したいと思います。

アメーバ経営
組織を小さな単位(=アメーバ)に分割し、それぞれに収支計画や実績管理、メンバー育成までを任せる仕組みです。各アメーバは独立採算で運営されるため、責任者は経営者意識が求められます。

各アメーバが自律的に最適な判断を迅速に下して実行すれば、会社全体に生産性の向上や無駄の削減が反映されます。さらに、多くの社員に経営に携わる意識が植え付けられるため、価値観の共有や職場の一体感を生む効果もあります。

アメーバ経営は、素早い経営判断や企業の持つ力の最大化、そして人材育成や組織風土づくりなど、多くのメリットを一気に追求することができる手法です。

案件ごとにリーダーを任命し、生産性に対する意識を強く持たせる。各自が達成のために何をすべきかと、積極的な創意工夫が生まれる!

京セラフィロソフィ
京セラフィロソフィとは、稲盛氏が提唱した京セラの経営理念で、「人間として何が正しいか」を念頭に置いた、人間性重視と公正・公明な精神を基盤に、社会に貢献する企業を目指すことを意味します。

稲盛氏は、企業経営においては高品質かつ革命的な製品技術を開発するだけでなく、人々の役に立つ製品を提供することで社会に貢献し、世界中の顧客から高い評価と信頼を得ることが、売上増につながると考えていました。

企業の社会的責任がますます重要視される中、京セラフィロソフィのような理念が企業経営の根幹にあることは、今の時代には極めて重要だといえます。

社員の言動に「人間としての正しさ」が備わっているか、改めて確認させる。一人ひとりが企業の看板を背負っており、信頼は些細なことで一気に失われる!

人生、仕事の結果=考え方×熱意×能力
人生や仕事は、考え方×熱意×能力によって生み出されると考えていました。

熱意とは、自分のやりたいことに対する強い意欲です。困難に直面しても諦めずに取り組み力となります。能力とは、その人がもつ技術です。質の高いアウトプットのためには、それを支える力を持っていなければなりません。

考え方とは、生きる姿勢や物事の捉え方のことです。3つの要素の中で唯一その値がマイナスとなることがあるのが特徴で、結果に大きく影響するため、最も重要な要素とされています。

結果にコミットするためには、熱意を持って能力の向上に努めることはもちろんですが、さらに自らが仕事をする理由や、人生で何を実現させたいのかなどを深く考えることが、成功に至る道となるのです。

部下の目標や業務について、何をしたいのか、なぜそう考えたのかを深堀りさせる。正しい考え方をもって邁進すれば、結果もついてくる!

全部素晴らしいですが、「考え方×熱意×能力」は衝撃的でした。