経済産業省は、生産性向上に取り組む零細事業者を支援する「小規模事業者持続化補助金」の拡充を発表しました。免税事業者からインボイス発行事業者に転換する事業者に対し、50万円を上乗せして支給する。
持続化補助金は「小規模事業者の販路開拓・生産性向上を目指した取り組みに関する経費を支援する制度」です。
従業員数が一定以下の事業者が、商業・サービス業(5人以下)、宿泊業・娯楽業・製造業ほか(20人以下)
①販路開拓や業務効率化のための経営計画を策定している
②商工会・商工会議所の支援を受ける
③事業終了後1年以内に売上につながることが見込まれる
といった条件を満たす取り組みを行うと、必要となる店舗改装費や広告掲載費、展示会出展費用などの諸経費について3分の2を補助する。
これまでの通常枠の支給額は50万円だったが、今回の上乗せにより最大100万円まで受け取れるようになる。また、賃金引上げ枠や卒業枠といった「特別枠」についても、従来の200万円から最大250万円まで増額される。
変更は、現在準備中となっている2022年度第2次補正予算分から適用される。2月20日に締め切られた第11回公募では上乗せされないとのことです。
今年10月にスタートする消費税のインボイス制度について、政府は3月末までとしていた事業者登録の受付期間を9月末まで延長すると発表しました。
「登録番号」を取得しておかなければならないので、早めに申請しておいた方がいいですね。
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