月に一回必ず出席している、銀行取引講座の勉強会からいくつかお伝えしようと思います。実はこの勉強会の講師の先生はかなりの凄腕の方です。もう約6年くらい経ちますが、まだまだ奥が深くいつも勉強になってます。この6年間の間に直接先生のところにお客さんを連れて行ったりなどもしてきました。困った時に色々アドバイスをもらいました。勉強会の一部を抜粋なのでご参考になれればと思います。
よくある会社の話をしたいと思います。その会社はもともと経営も順調で毎年黒字会社とのことでした。節税をした方がいいと顧問税理士からアドバイスがあり、ギリギリ赤字を出していたそうです。もちろん利益が出てないので節税になって何年もそれをしてきたそうです。ここで大きな落とし穴が待ってました!?
その会社が設備投資をしようと、銀行に資金調達の話を持ちかけました。経営者は順調だからよい条件で融資がおりると思ってたみたいです。ふたを開けてみると、保証協会付融資でしか貸してもらえないことになりました。信用貸のプロパー融資は断られたそうです。
いくら経営が順調でも表に出てくる数字はとても大切なんですね、よかれと思ってやった節税は、銀行には関係ないんですね。支払う税金が得したと思っていたけど、支払金利などを考えたら大して得してないやんとのこと。
この令和の時代にはプロパー融資での実績がもっともっと大切になってくるとのこと。会社にとっての融資は人間で言う血液みたいなものですから、きちんと考えないと怖いですね。
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